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夢をかなえるゾウ

 今回のブログは、つい最近読み終わった「夢をかなえるゾウ」という本を紹介したいと思います。かなり人気のある本なので、既に読まれている方はサラッと聞き流してください。

 さて本の内容ですが、これについては大まかにお話ししたいと思います。この本は全4巻ありまして、毎回登場するのがインド・ヒンドゥー教の神で、顔がゾウ、手が4本、下半身が人間の姿をした「ガネーシャ」です。インドでは「富の神様」として商人などから絶大な信仰を集めているようです。内容は毎巻違う主人公が登場し、関西弁でタバコをプカプカ吸い突飛な行動で主人公をヒヤヒヤさせるガネーシャが、様々な課題を出して主人公の夢の実現に少しずつ近づけていくというお話です。ガネーシャ自身が偉人たちを指導し成功へと導いた逸話を交え、とても人情味のある構成になっています。ただ、最後の4巻目は涙・涙の結末になっていて、単なる夢実現のバイブル本ではなく、おもしろおかしく、そして愛のある素晴らしい本だと感じました。

 また、主人公達がガネーシャの課題を一つずつクリアし、夢の実現に向け努力していく姿、何よりもこうしたひたむきな姿勢が最も大事なことであること。仮に夢が実現しなかったとしてもこの経験が次のステップ、将来の実現に向け、なによりも尊い行いであったことを思い起こすことでしょう。

 弊社イメージシートのキャッチコピー「かなわない夢はない」と被っていて、とても共感を得る本でした。

代表 草野